寝屋川本校のブログ
学校の実力テスト以上に、五ツ木模試を活かす方法。
こんにちは。個別塾メビウス寝屋川本校の佐藤です。
前回、五ツ木模試は受けた方がよいということを書きました。
細かい内容は、以下の記事にいろいろ掲載していますので、そこに書いていないことで紹介しますね。
五ツ木模試の結果が届いて、まず塾生が目が向くのは、「判定結果」です。
アルファベットのA~Eで出ます。
<合格可能性について>
A まず心配ない。上位合格のはず。
B ほぼ、安全圏。合格の多くはこの学力層
C ボーダーゾーン。合否は五分五分。
D 危険率が高く、発奮が必要。
E 志望校の再考が必要。
K 予測困難(データ不足、志望者が極めて少ない高校等)
分けると、上記のようになります。
細かいことは一旦述べませんが、正直、この判定結果は、実はそれほど重要ではないと私は考えています。
意味としては、判定ひとつに、振り回される必要はない、ということです。
A、B判定だから、絶対に合格できる保証はどこにもありません。
逆を言えば、D、E判定だから絶対に合格できない訳ではないのです。
五ツ木模試の結果には、5科目全ての、設問1つ1つに、全受験生の正答率が記載されています。
数学の、大問1の(1)の正答率は、90%。(2)は70%、などです。
そこには、自分自身の正誤(○or×)も記載されています。
まず、考えてみてください。
全体の正答率が90%の問題で、もし自身が☓だったら、どう思いますか?
まずいですよね?
何がまずいかって、入試本番に置きかえた時、まわりの同じ受験生の90%が正解し、自身が間違っていれば、合格の可能性が単純に低くなりますよね?
残酷ですが、入試は点数で決まります。
(公立高校であれば、厳密には入試点数+内申点/自己申告書となりますが、この場では一旦、割愛)
志望校の偏差値にもよりますし、あくまで目安ですが、全受験生の正答率が50%以上で、自身が間違っている問題は、絶対にやり直しをした方がよいです。
正答率が0~49%の問題に関しては、目標とする志望校によります
また、「あ~分かる分かる。次は間違えないから大丈夫」と、やり直しをせずに済ますことは厳禁!
毎回思いますが、普段どれだけ成績の良い子でも、正答率90%の問題を間違えることは、普通にあります。
例えば、一流のスポーツ選手でも、試合本番でうまくいかないこともあります。
同じように、テスト、入試は一発勝負です。
何が起こるか分かりません。
だからこそ、万全の状態で挑む必要があるのです。
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