枚方本校のブログ
昨日のブログの続きです。
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こんにちは。KEC個別指導塾メビウス枚方本校の桑野です。
さて、「いいね」に込められた思いですが、まずおさらいとして
「そうそう。」
「うん。」
などの講師の声かけは、“褒めてはいない”という点でNGです。
「いいね」は、『いい(良い)』というプラスワードが入っている為、“褒め”になります。
次に、「いいね」の“ね”ですが、これは国語の文法上、【終助詞】にあたります。
【~ね(ねぇ)】
①話し手の心の中で確認しなおしていることを表す
②聞き手に情報を確認したり、同意・共感を求める
です。
まず①を見ると、「いいね」は塾生に向けられていると同時に、少し講師の独り言のような
印象も与えることがわかります。これにより、塾生の何かに講師が関心して「…へぇ」と口から
出てしまうのを聞いているような、押しつけのない褒めを演出します。
さらに②を見ると、講師の一方的な伝達というよりは、塾生との感情のシェアが意図された
言葉であることがわかります。言い換えると、塾生の感情レベルに寄り添った褒め、
「あなたが良いと思っているのと同じだけ、良いですね」というメッセージなのです。
このあたりが、
「OK!」や「そやな!」と言った、講師と塾生にどこか上下関係を醸すような語感とは
全く違うんですよね。
さぁ、マニアックになってきましたよ(笑)
明日の「いいね」に込められた思い―その3―/KEC個別指導塾メビウス枚方本校
を、完結編とします。