会話の口火を切るYくんの功績

枚方本校のブログ

ベネッセグリムスクールに通う小4の男の子たちは、ちょっと早く教室に来ます。

フリースペースで、本を読んだり、宿題をしたり、なんとなくソファに寝そべったり。

 

Nくんは、早くきて、学校の宿題を丸テーブルでしていました。

少しずつ集まるメンバー。

4人ほど集まり、私も近くでNくんの宿題を見たりしていました。流れる静かな時間…。

 

仲は悪くないのですが、会話がなんとなく産まれないことって、ありますよね。大人でも。

 

そこに、来ました、Yくん。

ソファに座るなり、Nくんに『お前、なんで学校の宿題してんねん。家でやってこいや。』

Nくん、ニヤニヤして反論「いや、6時間やから、時間ないねん」

すかさずYくん『いや、俺も6時間やし。すぐ帰ってすぐやったら終わるやろ、絶対寄り道して帰ってんねん。』

Nくん、ニヤニヤして、特に言い返さず。

私がYくんに、「Yくんは、いつも帰ったらすぐに宿題するんや?」と話しかけると、

そこから色々なお家ルールの話(宿題をしないとゲームができない、など)を大きな声で話しだしてくれました。

 

すると、周りの塾生も、それにつられて話し出すんですよね、それぞれが、自分のことを。

ほんの数分前の、あの静かな空間はどこへやら、です(笑)。

 

楽しかった。

 

Yくん、君のアイスブレイクスキル、社会人になっても活きると確信してます。

この記事の筆者

小川 喜樹Ogawa Yoshiki

幼少時の少年野球の経験を活かし、日系社会JICA海外協力隊にて、ブラジルへ滞在し現地の子ども達に少年野球指導にあたる。帰国後は、ボーイズリーグにて中学硬式野球の指導にあたり、子ども達の努力には全力で応えてくれる熱血漢。これらの経験を経てKECの経営理念である教育第一主義に賛同し、KEC個別指導メビウスに入社。KEC個別指導メビウスでは、成績を上げるために、常に子ども達の視点に立って物事を考えることを実践。学ぶ楽しさを実感させる指導には定評がある。 (プロフィール詳細はこちら)

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