日常ブログ
こんにちは。枚方メビウスのクワノです。
私は、勉強方法はもちろん、身体のトレーニング方法についても興味があります。(軽くですが、マラソンを趣味としていたこともあったので)
昔から、主にスパルタの身体トレーニングとして用いられていた「うさぎ跳び」が、実は、“ヒザに対して害がある”ということが、近代になって解明されたことは有名です。
他にも、常識とされているトレーニング法の中には、実は誤りであるものが、いくつかあるようです。例えば、激しい運動前のストレッチは、怪我の予防にはならない(むしろ、怪我の可能性を高めるとか…)などです。
この話は、「英単語をどうやって覚えるか」という事と、繋がるところがあります。
昔から、最もメジャーな暗記の方法とされているやり方は、「書いて覚える」ですね。
ですが、多くの生徒を見る中で、私は単語を「書いて覚える」の盲点に気付きました。
それは、「発音を意識する」という前提が必要になる、ということです。
【よくやった】 ⇔ 【You did a good job】
この二つに、直接の繋がりはありません。
【よくやった】⇔【ユーディッダグッジョ(ブ)】⇔【You did a good job】
発音が意識されて、初めて、単語として暗記されたことになります。
最近の中学生(特に英語を苦手としている生徒)の中には、
この「発音を意識する」という前提を持っていないケースが、多く見受けられます。
もし発音の意識を持たないままに、ただ【You did a good job】を書き続けても、
単語力としての伸びは、殆ど期待できません。
このように、「書いて覚える」という昔ながらのトレーニングも、その意識によっては
誤ったトレーニングになる可能性を秘めているのです…(゜_゜)!