日常ブログ
皆さんこんにちは!
KEC個別指導塾メビウス石山本校の野口です。
春は旅の季節。
春休み、ゴールデンウィークなどの連休に加え、修学旅行も重なり、多くの旅行話を耳にすることになります。
旅というのは極端なもので、生徒たちから旅の話を聴いていると、すごく楽しんだ人と全然楽しめなかった人に、はっきりと別れているように感じます。
先日も、ある生徒に家族で行った旅行話を聞きましたが、本人はあまり楽しめなかったそうです。
本人曰く、理由は「面白いものが無かったから」。
旅行中は持ち込んだ携帯ゲーム機で遊んでいて、そのせいでお父さんの機嫌がすごく悪かったそうです。
それは機嫌も悪くなりますよ…
もしかしたら、その生徒が旅を楽しめなかった本当の理由は、旅先に面白いものがなかったからではなく、面白いものを見つけようとしなかったから、かもしれません。
近年日本の文化として叫ばれるようになった「おもてなし」。
その延長で旅行する側の人は「おもてなされる」ものだ、という感覚を無意識に持ってしまうようです。
しかし、もてなす側の設けたレールに乗った旅は、旅の本来の魅力である「発見する喜び」を失わせているように感じます。
実際この春休み、お父さんと一緒にほぼノープランで旅行に行った生徒は、気づけば愛知県でガラス細工の作成体験をしていたそうで、旅行中の出来事をものすごいハイテンションで聞かせてくれました。
きっと何が起こるかわからないワクワク感と、新しい発見に満ちた旅だったのでしょう。
「自分で新しい面白さを発見する」という意識を持つことが、おそらく旅を楽しむコツです。
中学3年生のみなさんもこのコツを忘れないで、修学旅行楽しんできてください。
以上、ここ12年旅行していない私が旅行論を展開しましたが、はたして説得力はあったのでしょうか…