日常ブログ
みなさんこんにちは!KEC個別指導塾メビウスの重吉です!
今年も残りわずかとなりました。
いよいよ残り2週間で2016年が終わりになります。
香里園校では今年のはじめ、みんなに「今年1年の抱負」を聞いていたのですが、1年間を振り返ってみてどうでしたでしょうか?
香里園校に来ている生徒たちは2学期期末テストも終わり、中学生は定期面談を実施しています。
今回のブログは、先日のブログ(https://www.mebius-kobetsu.jp/news/3436/)で紹介した中学2年生の、水泳が得意なTさんとの3者面談での会話のやりとりです。
Tさんとは2学期中間テストが終わってから面談を行い、5科目の各目標点と、5科目合計の目標点を立てていました。そして、「テスト勉強をいつから始めるか」、「どうやって勉強していくか」、「学校の問題集をいつまでに終わらせるか」、「苦手な社会をどう克服するか」、などなどを話していき、今回の期末テストに臨んでいきました。
その結果、
「先生!今回の期末テスト、目標点まではいけんかったけど、中1の1学期以来の点数とれたで!」
「おめでとう!今回ほんまに頑張ってたもんな!」
「社会も自己最高点とれてん!」
「すばらしい!やっぱり努力と覚え方でここまで変わるねんな!」
「社会が覚えられるようになって、はじめて社会が楽しいと思えた!」
「よかったなー!テスト対策の時に教えた国語はできた?」
「うん、平家物語は全部できてん!」
「それはよかった!先生もめっちゃ嬉しいわ!」
ここまでの会話はこの上なくハイテンションで進み、北島康介ばりに“超気持ち良かった”です(古い?)。
しかし私はあることに気づき、
「…ん??
平家物語は?“は”ってなに?よく見たら、国語だけ点数ひくいやん。」
「…漢字が点数まったくとれんかってん」
「それは絶対にあかん!漢字が出来てたら目標点超えてたやん!!」
「だって、漢字苦手やねんもん。」
「漢字に苦手とかないよ、そこは努力のみやで。ちゃんと書いて覚えてる!?」
「う~ん、書くのめんどくさいねん。それでも3回ずつ書いてんねんで。」
「水泳って3回泳いだらタイム縮まる?」
「ううん、タイムが縮まるまで何回も泳ぎ続けてる」
「漢字も3回書いたから覚えられるのじゃなくて、覚えられるまで何回も書く練習してみよ!」
漢字は理科や数学とは違い、書いて覚える以外の方法はなく、手間のかかるものかもしれません。
しかし、読解が苦手な生徒たちにとって、国語のテストでは「漢字」は得点源です。理解が必要ない上もちろん応用問題もないので、頑張って覚えればその努力がそのまま点数に直結します。
Tさん、漢字に近道はないけど、頑張って覚えて次回こそ目標点を取れるように3学期も一緒にがんばろう!!