日常ブログ
みなさん、こんにちは!個別指導塾メビウス枚方本校のウエショーです!
昨日、中3生の生徒からこのような質問を受けました。
「先生、理科の電流の範囲で、答えが10Vの場合と10.0Vの場合があるねんけど、どう違うの??」
細かい部分も良く見ることが出来ており、素晴らしい質問ですね!!
確かに数学でいうと同じ答えですが、理科でいうと違う答えの扱いとなります!
まず理科は数学と違い、実験での実測値(この場合だと電流計や電圧計で実際に計った値)で計算をするので、多少の誤差は考えないものとします。
極めて小さい誤差の分の数字は省き、おおよその値=有効数字で計算をします。
では、どのような場合に小数点をつけるのかといいますと、基本的には電流計や電圧計の目盛りの10分の1の位まで読みます。
「50mA端子」や「3V端子」の場合では、有効数字自体が小さくなります。ですので、その分細かい部分まで計算するので、小数点第1位の値までが答えとなります。
ですが、問題によっては「500mA端子」や「300V端子」など3桁端子に繋ぐときがあります。この場合ですと有効数字が大きい数字となるので、小数点以下はつけません。
このことを質問しにきてくれた生徒に説明すると、きれいさっぱりした!ありがとう!!と言ってくれました(^^)/
1人で考えても分からない問題を分からないまま放置するのではなく、いつでも教室にいる私たち職員に頼ってくださいね♪(^O^)