日常ブログ
みなさんこんにちは!個別指導塾 メビウス枚方本校のウエショーです!
先日メビウスに通う小学生の生徒から、「この2とか3って何なん??」という質問を受けました。
算数で出てくる、「㎠」や「㎤」の右上部分に小さくある2や3の事です。
小学4年生で習う㎠や㎡は面積の単位、小学5年生で習う㎤や㎥は体積の単位ですね。
中学校の数学でももちろん、理科でも使われる単位です。読み方は「平方」「立法」ですね。
まず平方(2が付いている方)ですが、面積を求めるには、
四角形の面積=縦×横
三角形の面積=底辺×高さ÷2
円の面積=半径×半径×円周率 などなど。
必ず2回長さを表す数字をかけているので2が付きます。
※円周率は長さを表すものでは無い、全くの別物です。
次に立法(3が付いている方)で、体積を求めるには、
四角柱の体積=縦×横×高さ
三角柱の体積=(底面の三角形における底辺×高さ÷2)×高さ
円柱の体積=(底面の円における半径×半径×円周率)×高さ などなど。
ここでは必ず高さが関係します。長さを表す数字を3回かけているので3が付きます。
なぜ体積では高さをかけるかというと、体積(立法)とは立体的なものの大きさを表しているからです。
ですので、平面×高さとなる訳です。
「2次元の世界(平面)」や「3次元の世界(空間)」はここから生まれた言葉です。
では、かの有名なドラえもんの「4次元ポケット」とは何なのでしょうね?(^_^;)
これについては難しいお話になってきますので、ひとまずここでは置いておきます。
小学校で習う基礎でも、よく考えるとなかなか奥が深いものです。
改めて勉強を教えるだけではなく、私自身も日々学ぶ姿勢を大切にしていこうと感じました!