日常ブログ
こんにちは、メビウス高槻の上田です。
肌寒い日もあるものの、日に日にあたたかくなってきましたね。家の下の木蓮のつぼみもかなり膨らんできており、春ももう目の前まできているなと、実感しています。
春の恒例行事としてお花見がありますが、山へわらび取りに行ったり、筍(たけのこ)掘りに行って手に入れた春の味覚を楽しむ、ということも私の家では春の楽しみの一つになっています。春の食材を口にすると、なんともいえない自然の生命力をいつも以上に感じることができ、心も身体も元気になります。
筍(たけのこ)というと、みなさんご存じのように竹の若芽ですが、成長した際に見られる竹の特徴である『節(ふし)』は、筍(たけのこ)の段階で全て形成されているそうです。種類にもよりますが、竹は成長すると20メートルほどの長さになります。ただそれほど太さはないので、強風が吹くとすぐに折れて倒れてしまいそうですが、竹はその特徴である『節(ふし)』のおかげで、大木が倒れてしまうような強風でも、なかなか折れないそうです。
生きているといろいろな『節目』があります。どんな人間も何事もない人生はなく、うれしいことや悲しいことが多かれ少なかれ、たくさんやってきます。竹も『節』にあたる時は一旦成長が止まるそうで、竹にとっての正念場なのですが、それを乗り越えることで大きく成長していくのです。
今日大阪府は公立高校の合格発表日。
どんな結果であったにせよ、この『節目』をしっかりと心で受け止め、竹のように光を求めて上へ上へ前へ前へ進んで欲しいです。