日常ブログ
みなさん、こんにちは。メビウス高槻の上田です。
先日の日曜日、中3生は五ツ木模試がありましたが、手ごたえはいかがでしたか?
毎年メビウスの中3生は、9・10・11月と五ツ木模試を受験しているのですが、回を重ねるごとに、テスト慣れをしていき、日頃の勉強の成果も出せるようになっています。
自習室を見渡していると、中3に限らずですが、自習をしている生徒に共通して言えることがあります。
それは…
『国語の勉強をしている生徒がほとんどいない』ことです。
もちろん、内容を理解し、問題が解けて点数が取れるのならよいのですが、残念ながらそうではないようです。
そこで今日は、国語の勉強の仕方について、アドバイスをしようと思います。
まず、国語の勉強には、暗記分野と実践分野があります。どのように分かれるか以下に示すと
【暗記分野】
漢字・文法・ことわざ・文学作品(作品名や作者、冒頭を覚えるもの)・言葉の意味(現代・古文両方)・漢文の読み方
【実践分野】
文章読解(読解後、問題を解く)・作文
となります。
当然暗記分野については、やればやるだけ知識が増え、点数につながりますので毎日コツコツ勉強してください。
では実践分野についてはどうするか…
文章問題をたくさん解く、作文をたくさん書く…もちろん間違いではないのですが、問題を読む時、文章を書く時に必ず
『(この問題・文章は)結局何が言いたいんやろ?』
『(私はこの文で)結局何が言いたいんやろ?』
と心の中でツッコミを入れてみてください。そして、そのツッコミから自分なりに内容をまとめながら読んだり、文章を考えたりしてみてください。こうすることで、長い文章問題も作文も、確実に解けるようになります。
他の地域の人が、関西人の会話を聞くと漫才に聞こえるそうです。私たち関西人の根底にあるツッコミ精神(サービス精神?)を、勉強のときにも活かしてみてはどうでしょうか。