日常ブログ
こんにちは! KEC個別指導メビウス石山本校の久松です。
秋が深まってきましたね!
教室から見える比叡山の山並みもずいぶん紅葉してきました。
さて、今日は社会の勉強のコツを簡単にお話します。
社会の勉強はよく「覚えるだけ」と言われます。
これは正しいのですが、実際はなかなか覚えるだけでは乗り切れない場合もあります。
例えば、歴史では「~の乱」とか「~文化」のように、似た言葉がたくさんでてきます。
「~の乱」シリーズで言えば、
壬申の乱
承久の乱
保元の乱
平治の乱
応仁の乱
などなど。
同じシリーズがたくさん出てくるとややこしくて混乱してしまいます。
混乱したまま問題を解いていくと、次のようなミスが起こりがちです。
“1221年の後鳥羽上皇が政治の実権を取り戻そうとして起こした戦いを何というか?”
という問題に、「壬申の乱」と答えてしまう。
正しくは承久の乱ですね。
せっかく「壬申の乱」という知識を覚えているのに、正しく使えていません。
もったいない!!
そこで、わたしがよくアドバイスするのは「違いを意識する」ということです。
こういったもったいないタイプのミスの原因は「壬申の乱」と「承久の乱」のちがいが意識できていないことによるものです。
だからこそ、こういうミスをした時には、ノートに簡単にまとめておきましょう。
壬申の乱
672年
天智天皇の後継者争い
承久の乱
1121年
後鳥羽上皇が起こした幕府への反乱
こんな感じで、ざっくりとしたメモでOK。
簡単でもいいので、まとめることで違いが意識できるようになります。
こうしてまとめておいたものを後から見直すだけで、効率よく復習することもできます!
もったいないタイプのミスが多い方はぜひお試しください。