日常ブログ
こんにちは。メビウス高槻校 野口です。
日々生徒といろいろな話をしているのですが、生徒がなにげなく言っているフレーズの中で少し気になるものがあります。
今日も生徒とこんなやりとりをしました。
「好きな科目ある?」
「私社会好き!!」
「社会のどういうところが好き?」
「なんか好き。」
そう、この「なんか」がとても気になります。なんかAKB好き。なんか数学難しい。修学旅行なんか楽しかった。勉強なんて意味ない、なんかそう思う。etc…。
もう「なんか」って何やねん!!…と怒ったりはしませんけど、生徒の本当の気持ちがわからず心配な気持ちになります。
もちろん自分の気持ちを言葉で伝えることは難しいですし、全てをうまく伝えきれないのは当たり前だと思います。
ぼくが心配なのは、そもそも自分の考えを相手に伝えようという気持ちがないのではないかということです。
自分の気持ちを伝えることは他人と理解しあうために、とても大切なことです。
自分の気持ちを相手に伝えることができないのは、自分の気持ちをしっかり整理する習慣がついていないからだと思います。
まずは一言でもよいので、自分の気持ちを伝える言葉を会話の中に入れてみましょう。
今よりももっと自分の気持ちをうまく伝えられるようになりますよ♪
哲学の父ソクラテス曰く。
吟味されざる生に、生きる価値なし。