勉強の仕方アドバイス
「自分だけの勉強法を確立したい」「勉強を計画的に進めたい」
など、毎日のタスクに“勉強”が含まれる中学生たちは、いかに勉強を計画に進めるべきかと考えているでしょう。実は勉強は計画的に行うことで、様々なメリットがみえてきます。楽しい勉強タイムを過ごすなら、まずは計画を立てることが重要です。そこで今回は、中学生が行う勉強の計画の立て方について紹介していきましょう。
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中学生が自分にあった楽しい勉強の計画をすぐに立てられる!
まずは、テストカード(計画表)を用意しよう!!
[テストカード(計画表)のダウンロードはコチラから]
⇒テストカード(計画表)
※学校から同様のものを配布されている場合は、そちらを活用してもOK!
テストカード(計画表)の書き方
まずは、①・③・⑤を記入しよう!!
定期テスト2週間前(or1週間前からテスト前日まで)から書いてみよう。①目標点を記入しよう
②目標を達成した時を想像してみよう!!
③現在の点数も書いてみよう
④どの教科を頑張ればいいかな?
⑤それをふまえて定期テスト2週間前から1週間前まで(1週間前からテスト前日まで)に勉強する提出物や内容と日にちを書こう。
~目標の計画をさらに深めてみたい方はここから下もじっくり見てください!!~
あなたが欲しいものは何ですか?
多くの人は、目標を立てるのと同時にその先もイメージしてから目標を立てます。中学生が目標を立てるのも「前回の定期テストより100点アップ」や「400点以上取りたい」の後に「スマホを買ってもらえる!!」や「〇〇高校に行くため」というご褒美や目的があるからです。
⑥では、今、あなたが欲しいものは何ですか?
欲しいものを手に入れたあなたはどんな中学生になっていますか?
では、次にそのご褒美や目的を手に入れたときの自分を想像してください。ワクワクしませんか?「新しいスマホで〇〇している!!」「〇〇点を取って、行きたい高校への道が開けてきた!!」
⑦欲しいものを手に入れたあなたはどんな中学生になっていますか?
今の自分はどれだけすごい!?
今の定期テストに置いての自分の現在地はどこ?
勉強のために役立つものって何を持っているのだろう?
今の自分の現在地は何ですか?
例えば、今、定期テストの点数が300点(5科目の合計)など。
テスト勉強をする時に自分の勉強に役立つものは何だろう?
普通のことですが例えば、テスト勉強するための自分の部屋、テスト勉強するために教科書があるなど。
じっくりと考えれば他にもいろいろあると思います。近くに自習ができる図書館がある、通っている塾の自習室がある、勉強するための問題集を持っている、アプリを知っているなど勉強する時に武器(プラス)になるものを考えておきましょう。
これから何が必要、何を変えたらいいのかな?
例えば、現在300点の定期テストを400点にする場合、今の状況から何を変化させたらよいか!?家でテスト勉強がはかどらない→塾の自習室でテスト勉強をする。前回のテスト勉強では点数が上がらなかった→別の問題集でテスト勉強する、塾のテスト対策に参加するなど。
どうすれば、目標に向かって上手くいくかを考えて、これまでとやり方を変えてみましょう!!
4 勉強計画の立て方のポイント
勉強時間ではなく「何の勉強が必要か」から計画を立てよう
中学生を見ていると、点数の悪い教科は点数の良い教科と比べて勉強時間が圧倒的に少ないです。単純に、嫌いな教科=勉強をしない教科になっています。まず点数を上げたい教科は何か? 社会や国語(漢字)なら、その勉強をする日とどの問題集(提出物など)をするか、から設定していきましょう。
計画を実行するのにどんな課題がありますか
いざ、テスト勉強をする時に困ることは何だろう!?
[例]
- 時間がない
- やり方が分からない
解決方法は
では、どのように解決したらよいでしょうか?
[例]
- 時間がない
→だらだら勉強してしまっているのが要因なら、だらだらしない場所で勉強する。本当に時間がないのなら、いつにどうやって時間を作ればよいかを考える。テスト前は、毎日いつもより1時間早く起きてテスト勉強をするなど。- やり方が分からない
→その科目の担当の先生に何を勉強したらよいのか聞いてみよう。塾のテスト対策に参加しよう。
など色々と解決方法は、浮かんでくると思います。
あなたを助けてくれるのは何?
テスト勉強をしていると、疲れたー!!となる、何を勉強したらよいの??など困ったことがどんどん湧いてきます。
あなたを助けてくれるのは何?
分からない問題や、分からない事は、仲の良い友達や塾の先生が教えてもらうという人もいます。疲れたときは、栄養ドリンクやチョコが最高という人もいます。困った時に助けてくれる人やモノも考えてみよう。
あなたが目標としている点数が手に入りそうかな?
もしまだ不安だなと感じたら、さらにどんな行動(勉強)をしたらよいかを考えよう。(やるべきことを課題の欄に記入しましょう)
中間の目標
計画の途中で困っていることがありますか?(2週間以上前から計画を立てたとき)
2週間前に決めた勉強内容がうまくいっているかチェックしよう。
- [◎]予定通り
- [△]一部はやった
- [×]取り組めていない
「[◎]予定通り」に進められた人は、次は、1週間前の計画を立てよう。
どんな課題がありましたか?
「[△]一部はやった」、「[×]取り組めていない」人は、上手くいかなかった課題を見つけよう。
(例)勉強するための提出物を学校に置いてきてしまった。(→次は、2週間前から必ず一度に家へ持って帰るなど。)
実は解決方法をもう持っている?
ほとんどの場合は、どうしたら問題を解決できるかは自分で分かっていると思います。どうすればよかったかを「次回への課題」の欄に記入して次に生かしましょう。
まとめ
以前、個別指導メビウスの生徒に「定期テストの際、勉強の計画を立てるべきだと思いますか?」というアンケートを取りました。98%の生徒は、「はい」と答えていました。さらに「勉強の計画を立てて、その通りできている」を選んだ生徒は21%でした。勉強の計画を自分でたてて、その通りに実行できている中学生は少なさそうです。そういった中学生の手助けになればと考えています。
良かったら上手く「計画の立て方」を活用してくださいませ。