親子関係の悩み
「勉強嫌いになる理由は何?」「苦手意識を無くす方法が知りたい」
などと、子どもの勉強嫌いに頭を抱えた親御さんも少なくないはず。子どもが勉強嫌いになる理由には必ず原因があり、対策方法があります。ただ言えることとすれば、生まれつき勉強が嫌いという子どもは存在しないということです。何かしらの原因があってのことでしょう。そこで今回は、勉強嫌いになる理由と対策をご紹介していきます。
目次
■勉強嫌いになる理由
勉強嫌いになる最大の理由は、勉強内容が分からないからです。
ただ、この分からないは、勉強嫌いの初期症状に過ぎない、ということを念頭に置いて以下をご覧ください。
- 学校の授業がつまらない(⇒内容が分からない)
- 家で勉強を強制させられる(⇒やり方も内容も分からない)
- 将来何の役に立つか分からない(⇒やる意味も内容も分からない)
などなど、細かい理由は様々ですが、全てに共通することは、根本的に勉強内容が分からないということです。
しかし、勉強が分からなくなったら、その時点で、勉強嫌いが確定するのでしょうか?
「勉強が分からない」という状態は、勉強好きになるか、勉強嫌いになるかの境目です。
分からない問題が解けた時、それが楽しくて、勉強好きになるかもしれません。
分からない問題が解けないままであれば、それがつまらなくて、勉強嫌いになるかもしれません。
言い換えると、この状態は、勉強好きになるチャンスでもあるのです。
しかし実際は、分からないまま勉強嫌いになってしまうケースが多いのです。
■勉強嫌いにさせてしまう対応
- 分からないという状態を放置し続ける
- 親や周りの人が無条件に勉強を強制する
- 他人と比較される
分からないという状態を放置し続ける
当たり前ですが、学校では日々、新しいことを学んでいきます。
例えば数学や英語などの積み上げ教科であれば、既習の知識も活用しなければ理解が困難なので、あっという間に分からない総量は増えていきます。
そうなると、学校の授業の大半は理解できなくなり、当然テストでも点数は取れず、勉強が嫌になります。
つまり、できるだけ早い対処が必要になります。
親や周りの人が無条件に勉強を強制する
よくある日常例をご紹介します。
- 親や周りの人 「勉強が分からないなら、勉強をするべきだ」
- ⇒ 親や周りの人:「勉強しなさい」
- ⇒ 子ども:勉強しない
- ⇒ 親や周りの人:怒る
- ⇒ 子ども:反発する
- ⇒ 負の無限ループ
これにより、勉強嫌いの子どもが、あったという間に誕生してしまいます。この状態を抜け出せずに悩んでいる方も多いことでしょう。
実際、「勉強しなさいと言っても、全然勉強しないんです」 というセリフを聞くことが多いです。
しかし考えてみれば当たり前です。
勉強が分からなくなった子どもに、勉強しなさいと言ったところで、やり方が分からなければ、勉強のしようがありません。
やり方も分からないのに、「やれ」と強要されるのですから、嫌になって当然です。
他人と比較される
他人と比較するというのは、場合によっては、かなり深い傷を子どもの心に残す可能性があります。
「○○さんの息子さんは、毎日勉強をしているそうよ(本音:だからあなたもしなさい!)」
「同級生の○○くんは、数学90点取ったそうよ(本音:なんであなたは取れないの!)」
「あなたのお姉ちゃんは、勉強の出来がとてもよかったわ(本音:あなたは全然できないのね!)」
比較をするという行為は、子どもに劣等感を強く植え付けてしまう可能性があります。
比較は、捉え方によっては、見下し行為になるのです。
あの子はできるのに、自分は全然できない
どうせ自分は、できない人間なんだ
これがストレスを生み、精神的に負担をかけ、身体的にも不調をきたしてしまう恐れも考えられます。
また、子どもは言葉の本音を敏感に感じ取るものです。つまり、勉強しなさい、という強制です。
比較してしまう理由として、「あなたにもできる能力があるはず」「他の子どもと切磋琢磨して成長してほしい」等々、子どもの成長を願う気持ちもあるでしょう。
しかし、その気持ちとは裏腹に、そう簡単に人の心は動かせないものなのです。
■勉強嫌いにさない対応方法
では、どのように対応すればいいのでしょうか。
単純に言えば、少なくとも上記の3つの行為を極力しないことです。
ただ、分からないという状態を放置し続けるに関しては、周りの手助けも少なからず必要となります。
言い換えれば、子どものための環境作りとなります。
~分からないという状態を放置し続けないための対処法~
- 市販の教材を活用する
- 親や周りの身近な人が教える
- 塾に通わせる
市販の教材を活用する
本屋さんに行けば、参考書や問題集は数多く販売されています。解説が詳しいものもありますので、それで解決できる部分も多いでしょう。
ただし、参考書を与えるだけで、解決できてしまう子どもは限りなく少数派です。
そもそも、買い与えてそれを自分でしっかり読むかどうかも問題ですが、読んでも分からない可能性が非常に高いです。
解説の意味が分からないということも十分ありえます。
親や周りの身近な人が教える
学校に通っていても、勉強が分からなくなる子は数えきれないほどいます。であれば、誰かが教えるしかありません。一番手っ取り早いのは、身近な家族ということになります。
ただ、これには多くのハードルが存在します。
- 両親が共働きで忙しく、子どもの勉強まで見切れない
- 兄弟がいても、教える余裕も時間もない
- 親子関係が良好ではない
- 家族に干渉されたくない
上記のように、色々な面で、家族が勉強の面倒を見切るのは非常に難しいものです。
一つの方法としてうまくいくケースもあるとは思いますが、万人には通じにくいもののような気がします。
塾に通わせる
最も一般的で確実な方法です。分からないという状態を改善していくのが塾ですから、まさに勉強の病院です。
ただし、子どもにあった塾選びをしなければ、効果が弱まってしまいますので要注意です。
塾選びについてはここでは割愛します(※子どもに合った塾の選び方コラムはこちらから)
■環境とはどういうものですか?
~家庭でできる対処法~
- 学習できる適切な場所がある
- 誘惑するものは極力排除する
- 家の中が片付いている
- 本棚がある
・学習できる適切な場所がある
当たり前ですが、学習できるスペースは必要です。机ひとつあれば十分ですが、重要なのはその場所が本人にとって適切かどうかです。
家であれば、基本的に自室かリビングになるでしょう。
最近、巷では「静かな自室よりもリビング学習が良い」という風潮もあるようです。
理由としては、親がすぐに対応できる(声掛けや質問対応)、多少の騒音(キッチンの炊事の音など)があっても集中できる力を養える…等のメリットもあるようです。
しかし、万人に当てはまるとは言えませんので注意しましょう。
どちらにしても、勉強するにふさわしい環境にしているかどうかが重要です。 次をご覧ください。
・誘惑するものは極力排除する
人間、目先の楽しいことにはひどく弱い傾向があります。
机の横にスマートホンやゲーム、マンガがあれば、あっという間に誘惑に負けてしまうものです。
テレビに関しても、子どもの好きなアニメや、バラエティ番組がついていれば、勉強どころではなくなってしまいます。
勉強する際には、集中力を阻害するものは、極力なくした環境を作りましょう。
これには、家族の協力も必要になります。
「勉強しなさい」と言っておきながら、テレビや音楽を親や兄弟が大音量でかけていたら元も子もありません。
反発を生み、勉強嫌いな子どもに育ててしまうだけです。
・家の中が片付いている
誘惑するものは極力排除することに繋がるのはもちろんですが、できれば子ども本人が片付けた方が良いです。
片付けるという行動は、ワーキングメモリーを鍛えるために良いと言われています。
ワーキングメモリーとは、短期記憶の一部のことで、作業記憶と呼ばれるものです。
情報を一時的に保ちながら何かを処理する能力のこと。いわば、心のメモです。
分かりやすい例は、日常会話です。会話はワーキングメモリーを機能させながら処理する行動です。
人は相手の会話を聞いて、それを踏まえて発言しますが、ワーキングメモリーが働かなければ、相手の会話の内容を保持できないわけです。
勉強では、例えば数学の計算を暗算する時にも、このワーキングメモリーの働きは欠かせません。
暗記のコツのコラムで述べましたが、勉強で実力をつけていくためには、長い間記憶を保持する長期記憶が重要です。
その長期記憶は、短期記憶からの延長線上にあります。
つまり、短期記憶を鍛えることで、長期記憶の能力も飛躍的にアップさせることができるのです。
・本棚がある
子どもを本好きに育てる4つの方法!とも類似点があります。読書用本棚と、勉強用本棚を分けて設置するのが良いでしょう。
小さい頃からの読書は、基礎学力の向上に大きく影響します。
また、勉強が分からなくなったと時は、自分で調べるという習慣をつけさせることも重要です。
笑い話ではなく、辞書の引き方すら分からない、ということもありえるのです。
勉強用の本棚を作るというのも、それを円滑に進めるための環境作りです。
調べたいけど、辞書がどこにあるか分からない 学校の教科書を見れば解けるけど、どこに置いたか分からない 探すのも面倒だし、や~めた
そんな状態にならないように整えることも大切です
■勉強が好きな子どもの特徴はありますか?
~家庭環境について~
- 家族仲が良い
- 肯定的な言葉を使う
- 勉強を強制しない
- 子どもをほめる
勉強が好きと言うことは、「勉強が分かっている」状態、あるいは「勉強が分からないまま放置されていない」状態とも言い換えられます。
つまり、これまで述べてきた環境作りがうまくいっている可能性が高いのが、勉強が好きな子の特徴と言えます。
・家族仲が良い
勉強が分からなくなった時に家族にすぐに聞けるという状態はプラスに働きます。
また、家族が子どもの様子をよく観察し、気づくことができると、勉強が分からなくなった初期段階で対応することができます。
・肯定的な言葉を使う
肯定的な言葉とは2通りあります。「勉強」に対してと「子ども」に対しての言葉です。
既に述べましたが、親の学習に対する、肯定的な言葉(例:楽しい、できる、ためになる)の頻度の高い環境で育てば、子どもも良い影響を受けます。
「子ども」に対しての言葉は、子どもに劣等感を持たせるような言葉です。
勉強のできない子どもだ、物覚えの悪い子どもだ、集中力が全くない子どもだ、何であなたはできないの!等と叱りつけるような言葉は、子どもにストレスを与えるだけです。
・勉強を強制しない
「勉強しなさい」はほとんど効果がありません。既に勉強嫌いにさせる対応方法で述べましたので割愛します。
・子どもをほめる
「ほめる」という行動が、なかなかできていない家庭は多いように感じます。しかし、子どものモチベーションの維持と向上のためには必要不可欠なものです。
コツとしては、子どもの能力をほめるのではなく、子どもの行動をほめると良いです。
やみくもに、「あなたは、できる子ね!」とほめるのは実はあまりよくありません。
一つには、単におだてているような印象を与えてしまい、逆に子どもに本心ではないと思われてしまいます。
次に、結果ばかりに執着するような性格になりやすい傾向があります。
「できる子だ」=「テストでも良い結果を残さねばならない」というプレッシャーを暗に与え、学習する楽しさそのものを感じにくくなります。
行動をほめるとは、
「今日は忘れずに宿題をきちんとできたね!」
「1時間、しっかり英単語の暗記に取り組むことができたね!」
など、より具体的にほめてあげることです。
■勉強嫌いの子どもを勉強に向かわせる応急措置
目の前のニンジン、という言葉は誰しも聞いたことがあると思います。
この、目の前のニンジン作戦は、ご褒美で釣って勉強させるという方法ですが、実際にやったことのある方もいらっしゃると思います。
モノで釣るなんて、と思われる方もいらっしゃるかもしれませんが、目の前のニンジン作戦はやり方によっては効果があるものなのです。
実は人間は、将来の利益よりも、目先の利益を優先しやすいという傾向があります。
例えば、半年後におこずかいを5000円あげる。でもそれよりあと1週間待てば5500円あげるよ、と言えば、高確率で、5500円の方を選びます。
しかし、明日5000円あげる。でもあと1週間待てば5500円あげるよ、と言えば、5000円でいいから明日ちょうだい、になりやすいのです。
これを勉強に応用します。
- テストで良い点を取ったら、ごほうびをあげる
- 宿題をきちんとしたら、ごほうびをあげる
どちらの方が、テストで良い成績を残す可能性が高いでしょうか?
正解は②です。
②は、「やるべきこと」が明確に提示されています。
その繰り返しにより、結果的に成績に結びつきやすくなります。また、宿題をすることは、目先のことなので、ごほうびもすぐにもらえるのでやるわけです。
一見、テストで良い点を取るという目的がはっきりしている①の方が、良い気はします。
しかし、テストは宿題に比べてまだ先にあるものです。また、これには具体的に何をすれば良いか、という指示が与えられていません。
つまり、単純に何をすれば良いか分からない状態に陥りやすいということです。
①で結果を残そうとすれば、「何をすれば良いか」の指示を別で教えてあげなければならないのです。
■勉強の好き嫌いで、親の遺伝は関係ありますか?
環境について触れてきましたが、環境を変えても意味がないという意見も少なからずあるようです。
つまり、根本的にそういう人間なんだ、といういわば生まれつき理論のようなものです。
次はそこを考察していきます。
蛙の子は蛙、ということわざがありますが、勉強の好き嫌いは果たして似るものなのでしょうか?
遺伝の専門家ではありませんので、断定的なことは言えませんが、好き嫌いが親から遺伝する、というのは甚だ疑問です。
「味覚は遺伝する?」
味覚を例にすると、食べ物の好き嫌いについて、遺伝が関係するという研究報告はあるそうです。
その研究結果によると、肉や魚の好みは親からの遺伝で、野菜やデザートの好みは環境に影響を受ける、というものだそうです。
これが本当だとすると、ある特定の味覚に関しては、生まれつき好き嫌いが決まっている、ということになります。
私の意見としては、環境にも大きく左右されると思います。
親がおいしそうに食べている姿
- 親の肯定的な言葉(例:おいしい、嬉しい、体に良い)
- 日常からよく食卓に並んでいる
そういった環境だけでも十分、子どもにプラスイメージを与えることになるはずです。
その結果、子どもも親と同じようにそれを好きになる、ということは十分考えられます。
親が不味そうに食べている姿
- 親の否定的な言葉(例:まずい、気持ち悪い、体に悪い)
- 日常は全く食卓に並ばない
この環境で小さい頃から育ったとすれば、子どもも否定的なイメージを持ってしまっても不思議ではありません。
これを勉強に置き換えた場合、環境は少なからず影響すると言えます。
- 親が何かの学習に、肯定的に取り組んでいる姿
- 親の学習に対する、肯定的な言葉(例:楽しい、できる、ためになる)
- 日常の身の回りに関連したものがある(例:本や道具)
仮に赤ちゃんの時から、そういう環境で育ったとして、「それは、つまらないものだ」と初めから突然、言い出す子どもはいないはずです。
逆に親が否定的な発言や態度をとっていれば、子どもも必然的に、「それは、つまらないものだ」と思い込んでしまうでしょう。
勉強の能力に、親の遺伝は関係ありますか?
環境の影響の大きさは既に述べましたが、勉強に関して、遺伝の影響を受けるところもあるようです。
現代科学では、遺伝と知能は関連性があることが認められています。
双生児研究法というものがあります。いわゆる双子についての研究です。
まず双子は一卵性双生児と二卵性双生児に分類されます。
一卵性双生児は、基本的に同じ遺伝情報を持っています。
二卵性双生児は、異なる二つの卵に、異なる精子がそれぞれ受精します。つまり、一卵性双生児と異なり、遺伝情報はそれぞれ独自のものになります。
双生児研究法とは、この両者を比較研究したものです。
IQテストを用いた研究の結果、一卵性双生児のIQの相関関係は約90%だったのに対し、二卵性双生児は約50%だったそうです。
遺伝子情報で言えば、一卵性双生児は100%一致しており、二卵性双生児は約50%の一致です。
つまり、遺伝子の一致率と、IQの一致率がほぼ比例関係にあるため、IQには遺伝要因があると結論づけられたのです。
■親の知能で子どもの勉強能力が決まってしまうの?
さまざまな研究がなされていますが、子どもの知能の約20~40%は、遺伝的要因によるものだそうです。
これが本当だとすると、子どもの知能の約20~40%は、生まれつきその質が決まっていることになります。
では残りの60~80%は何で決まるかと言うと、それが環境なのです。
間を取って、知能の30%が遺伝によるものだと仮定します。
この場合、残りの70%は環境によって変化することになります。
30%の水準の高い知能遺伝子を持っていたとしても、残りの70%を水準の低い環境にしてしまえば、その子どもの能力は本来の30%以下しか発揮できないかもしれません。
逆に、30%の水準の低い知能遺伝子を持っていたとしても、残りの70%を水準の高い環境にすれば、その子の能力を本来の70%以上発揮できるかもしれません。
こんな単純なものではないとは思いますが、環境が大きな影響を与えることは間違いありません。
いずれにしても、遺伝的要素があるのは「知能」ですので、「好き嫌い」ではありません。
勉強嫌いの理由を、遺伝のせいにしてしまうのは、お門違いと言えます。
ここまでの話しを総合すると、勉強嫌いの理由は、遺伝に依存するのではなく、環境に依存するものと言えそうです。
■家庭の所得と、子どもの成績の関係
~環境が重要な裏付けとして~
文部科学省が出した統計で、家庭の所得が高いほど、子どもの成績も良くなる傾向にある、というものがあります。これは、全国学力テストの成績と親の所得を分析したものです。
考え方にもよりますが、これはある意味当たり前とも言えます。
所得が高いということは、それだけ子どもに教育費をかけられることになります。
例えば、子どもを塾に通わせるというのも、成績を上げるための環境を与えることになります。
絵本や小説、学習教材を用意するにも費用が必要です。
また、所得が高いということは、一般的には親が高学歴である可能性が高いとも言えます。その分、勉強に対する意識が強いことも考えられます。子どもへの勉強への関心も高い傾向にあるということです。
総合すると、子どもにより良い環境を与えることができていたということです。
勘違いしてはいけないのが、家庭の所得が高いから、子どもの成績が良いということではありません。
子どもの成績が良い家庭を調べたら、所得が高い割合が高かっただけに過ぎないのです。
家庭の所得が高い ≠ 子どもの成績が良い
家庭の所得が低い ≠ 子どもの成績が悪い
繰り返しになりますが、環境によって、子どもの勉強に対する意識は変化します。
経済力があれば、その分、子どもに良い環境を与えることも、より容易になります。
しかし、経済力がないからと言って、諦める必要はありません。 勉強嫌いにならないような努力はできるのですから。
■まとめ
勉強嫌いになる理由は、分からないということが根底にあります。
しかし、勉強をする以上、誰にでも分からないという状況は発生します。
それに対して、どういう環境を用意してあげられるかが大切です。
好き好んで、自ら勉強嫌いになる子どもはいません。
まずは子どもの分からないサインに気付いてあげてください。
少しでも勉強嫌いにならないための参考になれば幸いです。