日常ブログ
こんにちは。KEC個別指導塾メビウス枚方本校のクワノです。
今日は、グリムスクールでのお話です。
※グリムスクール(本を熟読し、国語力を高めるプログラム)⇒http://grimm-school.com/
今月は、『二丁目のおばけやしき』(木暮正夫 作)を皆で読みました。
作中、「世の中の役に立たないものが、一つくらいあっても良いじゃないか」という重要なくだりがあります。
私は、「この概念は、浄土真宗に繋がるかも」と思いました。
現代人は、モノや人を、つい「役に立つ/役に立たない」というモノサシで見がちです。
ですが、そもそも自分のモノサシだけで何かの価値を切り捨てること自体、愚かな行為です。
また、役に立つかどうかという思考は、その前提に「自分にとって」という利己的な言葉が付きます。
浄土真宗は、そういった“エゴの色眼鏡”をかけず世界を捉えるスタンスを目指すものです。(私はそう解釈しています。)
…と、小学校3~4年生の生徒達に話すのは難しいと思ったので、「友達の作り方」を例にしました。
“皆は、「あの子はお金持ちだから」とか「あの子は賢いから」とか、そういった気持ちだけで友達を作るかな??”
どこまで、どのように伝わったかは分かりません。
が、普段はおしゃべり大好きなK君が、神妙な面持ちでジッ…と聞いてくれたので、良かったとします笑