日常ブログ
皆さんこんにちは!
KEC個別指導塾メビウス石山本校の野口です。
3月も終わりに近づいてすっかり春の陽気。
花粉飛びまくりでマスク付けまくりの私はメガネ曇りっぱなしの毎日です。
さて先日、他校の生徒がわざわざ石山校まで受験の報告のために来てくれました。(私はさまざまな校舎を廻っていたので)
ありがとう!とてもうれしかったです。
高校生になってからのことをいろいろと聞いてみると、高校卒業後の進路目標もすでに決めているとのことでした。とても立派だと思います。
しかしよくよく話を聞いてみると、受験が終わった後は勉強をまったくしておらず、入学予定の高校から出された宿題にも全く手をつけていないとのことで、すこし心配になりました。
悲しいことに、一般的に見て高校1年生はびっくりするほど勉強をしません。
大学進学希望の生徒でも、高校入学時には大学受験は「高校受験の難しい版」、といった認識でいるため、「高3になったら勉強すればいいや」と考え、せっかく身についた勉強習慣を高校1年生で失ってしまう生徒は多いです。
確かに大学受験は難しいのですが、大学受験が高校受験と何より違うのは難度ではなく「量」です。
一般的に大学受験の学習量は、中学受験の7倍程度になるといわれています。
しかし高校での授業時間は、中学の時と大して変わらず週に合計30時間程度です。
それなのに、学習量だけは7倍になるのです。
当然、高校の授業が、入試をカバーする内容を1から10まで提供する時間などないのです。
「高校3年生になったら受験モード!」ではまったく間に合いません。
1年生の頃から学校の予習・復習は当然として、自分自身で受験勉強をコツコツ積み重ねなければいけません。
それなのにびっくりするほど勉強しないのが「高校1年生」です。
彼らがコツコツ勉強しようとしないのは、彼らのうちの多くが、高校受験の勉強を中学3年生にし始めて何とかなった、という「成功体験」をもってしまっているからです。
高校受験が終わったばかりで言うのもなんですが、大学受験を成功させるために、「高校受験での成功体験を捨て去る」という最初の1歩を踏み出しましょう。