日常ブログ
みなさん、こんにちは。個別指導塾メビウス高槻本校の重富です!
先日、中学1年生の数学の授業を担当しました。メビウスの授業では解き方の説明をした後に、生徒が問題を解いて丸付けをします。生徒の丸付けが終わった後のノートをみると、解答はしていますが計算の途中式が見当たりません。「途中式は書かないといけないよ。」と言うと彼はこう答えました。
「別に式がなくても答えがあっているならいいんじゃないの?」
もちろん全問正解することに越したことはありません。しかし間違えた時にノートに答えしかないとどこで間違えたのかがわかりません。計算間違いなのか計算方法そのものを間違えたのか。間違いにもたくさんの種類があります。それを目に見える形にしてくれるのが途中式です。
間違い方を発見することは自分の計算力の向上につながります。途中式のある解答であれば先生から「方程式で数字を移項するときに符号を逆にするのを忘れていたんだね。」「普通の計算問題なのに分数を通分するのではなくて分母を払ってしまったね。」というように具体的なアドバイスを送ることができます。そのアドバイスを踏まえて次回から計算をするときに気をつければよいのです。
途中式を書くことは自分の計算力を上げることにつながります。中学1年生はこれから難しい計算を勉強していきます。今回取り上げた生徒が通っている高槻第六中学校では先週末に後期Aテストが終了しました。次の定期テストは2月末の後期Bテストになります。テスト期間がひらくので勉強する範囲も広くなります。「難しい計算式は立てられたのに、計算ミスで点を落としてしまった・・・」とならないようにしていきましょう。