日常ブログ
みなさん、こんにちは。個別指導メビウス高槻の上田です。
早いもので夏期講習も残すところ本日を含め3日となりました。
夏期講習期間中に中3生は、暗記マラソンで理科と社会と英語の重要基礎語句暗記に取り組んでおり、本日はそ
の最終日です。9月からは夏期講習期間中に覚えた重要基礎語句を用いた問題演習を行う『暗記マラソン演習
編』がありますので、受験へ向けてさらにがんばっていきましょう。
さて、この暗記マラソン基礎編と演習編は1・2年の内容について実施しているのですが、理科の最後の単元が
『天気』を取り上げています。この単元に少し関連のある話として、本日は『台風』についてのお話をしようと
思います。
先週は3つの台風が日本付近で発生しましたね。たまたま大阪には来なかったものの、関東から北海道の地域で
は甚大な被害が出てしまいました。天気図上に3つも台風があることは珍しいこと(といっても昨年の7月にも
ありましたが)なのですが、1960年には5つの台風が日本付近を囲むように並んだことがあるそうです。その
時の天気図を見たのですが、とても衝撃的で、よほど大変な被害があったのだろうと思いましたが、それほどで
もなかったそうです。(台風がお互いに影響し合って、勢力を弱めたらしいです。)
ちなみに台風は熱帯低気圧が発達したものなので、広い意味で低気圧の一種です。
低気圧の特徴をおさらいすると
『まわりよりも気圧が低く、中心にいくほど気圧が低い。』
でしたね。では、空気の流れはというと
風向…中心に向かって反時計回りにふきこむ。
気流…上昇気流。 ※雲ができやすい
でした。構造上の違い(暖気と寒気で低気圧は構成されるが、台風は暖気のみで構成)や風速の違いもあるので
すが、ぱっと見で台風と一般的な低気圧の違いがわかるものがあります。
それは『前線があるかないか』です。
上の天気図(五輪台風の時のもの)を見ると、台風は私たちが学習した温暖前線も寒冷前線も伴っていないこと
がわかります。
天気に限らず日頃私たちが学んでいることは、実生活の中で必要なことばかりです。学習したことが『なるほど、
そういうことだったのか』と実感できる目を、子供たちに身につけてほしいなと思う今日この頃です。