日常ブログ
こんにちは。個別指導メビウス高槻の上田です。
昨日より高槻では、夏休み前の定期面談がスタートしました。早速お話させていただいたのは、現在小
学生のお子様を持つお母様でした。春・夏・冬と定期面談をしていますが、どの保護者様とお話をして
いても、子供のことを第一に考え、よりよく成長させるためにどうすればよいかを日々考えておられる
ことが、ひしひしと伝わってきます。お子様の大切な成長時期に関われていることは、ありがたいこと
でもあり、責任も重大だと改めて感じる瞬間です。昨日の面談でも出た話題で、小学生のお子様を持つ
保護者様からよく出る質問がありますので、今日はそのことについて、私なりの考えを書きます。
『中学になるまでに、小学生の間にしておくべきことは何か?』
今から書く内容の対象は、公立小学校から公立中学校へ進学し、高校受験をされる場合となります。特
に一番心配なことは『勉強面』についてだと思われますので、今日は勉強面についてお話します。
メビウスへ中学校になってから通っていただく場合によく聞くのが、「家で全く勉強をしない」という言
葉です。中学校になれば勉強内容も増え、難易度も上がるので勉強時間が増える、というのが本来の流
れなのですが、なぜか小学校の時よりも勉強時間が減ってしまうという矛盾が生じてしまっています。
理由はいろいろと考えられますが、私が思う一番の元凶は、
『学校から毎日宿題が出ない』
ということだと思います。もちろん教科によっては出る場合もありますが、ほとんどの科目で毎日宿題
が出るということはないようです。そのことがお子様の頭の中で
『宿題がない=勉強しなくていい』
となってしまうようです。小学校の間に計算力をつける・漢字を覚える・読解スピードをあげるなど、
具体的な内容はもちろんありますが、まずは身につけて、なくさないでほしいことがあります。
それは、
『毎日勉強をする習慣』
です。小学生のお子様は学校から毎日出ている宿題のおかげで、その習慣は知らないうちに身について
います。朝起きて顔を洗うのと同じように、この習慣を生活の一部として持ち続けるようにしてくださ
い。
もうすぐ夏休みです。せっかく身につけた習慣を崩さないように、出された宿題は決めた時間に、毎日
少しずつすすめていくようにしましょう。