日常ブログ
こんにちは、メビウス高槻の上田です。
今甲子園では春の選抜高校野球大会が行われているのですが、昨日の秀岳館と木更津総合
の試合はまるでドラマのような逆転劇で、ぞくぞくしました。最後の最後まで何が起こる
かわからない、だから最後まであきらめてはダメだということを目の当たりにした瞬間で
した。
公立高校入試の発表があって、早くも10日以上が過ぎようとしていますが、毎年新しく
高校生になる生徒へかけている言葉があります。
それは
『高校合格はゴールじゃないから、入学までの間、遊び呆けてはだめだ』
ということです。
受験勉強もやっと一区切りしたし、さぁ今までがんばった分遊ぶぞ!という気持ちになる
のは、よくわかるのですが、まったく勉強をしないというのは間違いです。
高校での勉強は、例えば国語でいうなら現代文と古文・漢文に分かれるように、他の科目
も分野等で分かれ、科目数が増えます。それだけではなく、授業は予習をしていることが
前提で進んでいくので、進度がとても速いです。また、大学進学を考えている場合、1年
生の時からしっかりと準備をしていかなければ、希望する進路によっては間に合わなくな
ることも少なくありません。そしてなにより、中学校と違って高校は義務教育ではない
ため、点数や生活態度が芳しくない場合、留年(もう一度同じ学年をすること)すること
もあります。
今なら新高1のみなさんは、受験勉強でがんばったおかげで『勉強体力』がついています。
ただ、この『勉強体力』は、運動などでいわれる体力と同様に、続けなければすぐに衰え
ます。受験勉強の時のように、追い込んで勉強をしなくてもよいですが、入学までの間、
毎日1時間半~2時間くらいの時間で、中学の総復習をもう一度してみてはいかがでしょ
うか?