枚方本校のブログ
こんにちは。
枚方にある個別指導塾、KECメビウス枚方本校の桑野です。
夢って、叶わないことの方が、多いのでしょうか。
壮大な、誰もが思い描く、華々しい理想を夢というなら、そうかも知れません。
例えば、宝くじで1等に当たる、とかは。
中学2年生の男の子、枚方第四中学校のIくんが、テスト前に勉強していました。
今回(次の)2学期期末テストの理科の範囲は、『化学式・化学反応式』がメイン。
正直、苦しむ中学生の方が多い。いや、むしろ手を付けずに投げ出す子も多い。
Iくんも、ご多分に漏れずでした。
「あかん。わからん。もう、いいスわ、今回の理科は。」
こんなとき、塾人がどんな夢を見るのか。
(そうだよなぁ、この単元は、かなり根気よく地道に取り組む子でも苦しむところだよなぁ…)
(学校で習って、ある程度理解できる子ならいいけど、初めから拒否してる子にはキツいよなぁ…)
この夢は、確実に、叶います。つまり、塾人がこの夢を見ると、彼は今回の理科を確実に諦めるでしょう。
だから、気を付けたい。
私は言いました。
「確かに、めちゃわからんと感じるよなぁ。皆、そう感じるよ、ここは。」
「でも、Iくんの理解力であれば、キチンと質問して1つずつ理解していけば、テストまで間に合うよ」
「逃げずに、向き合おう。向き合ったら、Iくんやったらイケるよ。何度でも教えるし。」
Iくんは、その後、1つずつ質問しては、「ふんふん…」と、しっかり理解し始めました。
テストまで、間に合いそうです。
―こんなこと、思うことはありませんか?
『あの人は、こういう人だから、こういうことは期待してもムダだ』
『あの人は、こういう考えの人だから、こんなこと言う意味はない』
あなたのその夢、叶いますよ。