日常ブログ
こんにちは。枚方本校のクワノです。
先日、保護者様に「メビウスのブログ、どんな内容だったら読みたいですか?」とお伺いしたところ、
「今の中学生の、色々な面での“フツウ”が知りたい」というご返答でした。
誰しも、「自分のこどもが周りの子と比べてどうか」、という部分は、気になるところのようです。
10年近く中学生と接してきて、日増しに感じる部分として例を挙げますと、
「反復の軽視」がその一つです。
たとえば、暗記をしようと頑張っている生徒を見ていると、ちょっと間違いが多かっただけで、
“あー”やら、“うー”やら、テンションを下げた声を発する子が増えた気がします。
本来であれば、一回や二回間違えることに対し、イチイチ一喜一憂する必要もないと思うのですが、
「間違えたら、間違えないようになるまで、反復する」という基本姿勢がない子は、
一度間違いが多かっただけで、やる気が下がってしまうのだろうと推測しています。
また、そういった子は、指導者側がうまく誘導し、まず間違えないような状態を作り出してあげなければ、
ひとりで勉強が継続できない可能性があります。これは受験勉強のことを考えると、非常にキケンな状態と言えます。
ですのでクワノは生徒に、“一回目は間違えて当然”くらいに思うように、声掛けをするようにしています。
間違えることは自然なことで、大切なのは、反復によって、それを減らしていくことだと伝えています。
そもそも、長い人生を一度も間違えずに進むことは不可能であり、大切なのは行動を起こした上で、
その結果に対して、次の前向きな動きが出来るかどうかです。
勉強の姿勢を身に付けることで、そういった“たくましさ”も、身に付けて欲しい、と思っています。
(アラ、今回マジメ!(p_-))