日常ブログ
こんにちは。メビウス枚方本校のクワノです。
最近、アドラーという心理学者の本を読む事にハマっています。
その中で『劣等感』という感情に対する、面白い解釈が書いてありましたので、ご紹介します。
『劣等感』という感情は、マイナスな響きであり、決して楽しい感情とは言えません。
が、『劣等感』こそ、人間が努力をするエネルギー源になると、アドラーは言っています。
『器用貧乏』、という言葉がありますが、この言葉は、
“どんな分野でもある程度人並みにこなせてしまう人は、逆にどんな分野にもとびぬけた能力が持てない”
という意味です。
アドラーが『劣等感』を“大切なもの”と捉えた理由と、『器用貧乏』という考えは、共通すると思います。
皆さんは、自分に『劣等感』を感じる分野が、ありますか?
もしあれば、そこに『劣等感』を感じていない人よりも、何倍も努力がしやすい、ということなのです。
そして、それを克服する事が出来た時には、そこに『劣等感』を感じていない人よりも、
何倍も大きな喜びを得られるチャンスを持っている、ということなのです。